幼少の頃から祖父母と同居していたことや、姉が福祉施設に勤務していた影響もあって、大学では福祉系の学部に進学しました。その際にバリアフリーやユニバーサルデザインを学んだのですが、福祉という視点からも可能性や必要性を感じました。そのため就職は福祉の現場というよりも、暮らす人や働く人を何かサポートできる仕事がしたいと考えて、リフォームに関連する企業に絞って就職活動をしました。
新築よりも今の住まいをより良い形にするリフォームに興味があり、当時は一つのリフォーム会社として独立していたミサワホームイング新潟(株)への入社を決めました。その大きな理由は、新卒でもすぐにリフォームの仕事に携われること。いろいろなご家族がより快適に暮らせるリフォームエンジニアとして、少しでも早く活動したいと思っていたので決意しました。
現在は400軒を超えるお客様とつながっており、住まいの屋内外のメンテナンスや、それぞれのご家族のライフスタイルに合わせたリフォームの提案を行っています。
「住まいを通じて生涯のおつきあい」というミサワホームの理念にとても共感していて、お客様の一人ひとりの声に耳を傾けながら、住まいを通じたさまざまな交流を大切に活動しています。
お客様のニーズや理想を突き止めて、良いリフォームができて快適な暮らしが実現できたときは本当に嬉しいです。
また、時を重ねるごとに手がけた住まいが増えて、車で担当エリア内を走るとたくさんの想い出が感じられるのも、やりがいを感じる瞬間です。
お客様のご希望をそのまま形にするだけでなく、本当に必要でより良いご提案をしていくことを大事にしています。だから、本当にそのご家族のためになることであれば、ときにはお客様が持っている考えとは別の提案も必要だと思っています。
以前、先輩から「簡単にできないと言わないこと。できないことをできるために考え抜くことが重要」と教えられ、その思いを大切にしています。
妥協することなく、お客様にとってのベストを常に追い求めていきたいと思っています。
特にリフォーム事業部では女性の営業担当が多いので、いろんな相談がしやすかったり悩みを共有できたりと、とても働きやすい環境です。
また、子育てをしながら働く女性も多く、私は入社8年目と11年目の2回、それぞれ1年半ほどの産休育休を取得しました。リフォームエンジニアは外出が多いのですが、妊娠中は体調を見ながらサポート業務や事務作業に調整してもらえたり、復帰後も周囲の支えがあったりと、子育てをしながら働く女性への理解やサポートのある職場だと思います。
私は母と同居していることもあり、時短勤務ではなくフルタイムで勤務しているのですが、残業も多くないので2人の娘とのプライベートな時間も取れて、仕事と子育ての両立ができていると実感しています。